大森 裕介(ベストケア・デイサービスセンター蒲田 所長)

大森 裕介(ベストケア・デイサービスセンター蒲田 所長)

大森氏は語る

大森氏:「私は介護という仕事に出会ったのは、高校生の時に祖父が胃ろう対応となりホームヘルパーや特別養護老人ホームでの職員の方が対応している姿をみたところからでした。その時に話しのできない祖父に対して、声をかけている姿を見て、最初は正直大変だなぁと感じる程度でした。しかし、祖父に会いに行く度に感謝の言葉をかける母親の姿をみているうちに苦労している姿が誠実で丁寧な姿が素晴らしい、価値ある仕事だと感じるようになっていきました。そのことがキッカケで大学を卒業後、介護業界に入ることを決めました。あれから10年以上たち、デイサービスでたくさんの利用者様とあってきましたが、高齢者は健康を維持することはできても急激に良くなることはなかなかありません。出逢いもあれば別れもあり、亡くなる方をたくさんみてきました。そのときに思うことは、楽しく最期を迎えることができたか、精一杯のことができたかといつも考えます。答えはいつも同じで、まだまだいろいろなことができたのではないかと考えます。だから、利用者様の声は大切にしています。

介護業界に入ってから、10年程仕事をしている中で変わったこともたくさんあります。

中でも利用者様から一番多い声は、若いね、という言葉からふっくらしていて安心するです。

いつからでしょうか、そう言われ出したのは。

事業所の顔として、所長という立場で今の体型では利用者様に健康を維持しようとは言えないのではないか。


関西にも10年ほどいたため、粉物が大好きで


「たこやきのような体型」


へとなっていき、昔はサッカーをしていたというとアメフトかと思ったと言われます。そこで利用者様にも頑張ったら成果がでるんだと身体で示せれるように頑張ってみようと思います。目標を持って、こうなりたい、こうありたいと考えることは大切です。私は、利用者様にもどんなことがしてみたいかよく聞きます。欲求を叶えることで社会参加することも増えてきます。


利用者様の心に寄り添い、欲求を叶える。


そんな価値ある仕事をいつまでもしていきたいです」